樹木葬で納骨式を行いました

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父が亡くなってから約1年後に納骨を行いました。納骨は焦ることはないと思っていましたが、納骨を終えたことで、一区切りがついたので納骨を済ませて安堵しています。

我が家で行った納骨式の体験談です。

納骨式までの準備

我が家の納骨式は亡くなってから約1年後に行いました(1周忌の少し前)。そのため、49日の法要を終えた後に行う納骨とはちょっと異なります。

遺骨は 納骨の日まで約一年間、自宅に置いておきました。

死後1年近くたってから納骨を行ったのは、特に理由があるわけではなく、お墓が決まっていなかったからです。お墓を探すのに時間がかかったためです。

納骨は家族4人だけで行いました。日時は約1か月前に予約して決めました。土日は混雑していて予約が取りにくかったため、平日の午前中に行いました。

お坊さんも呼ばずに、私たち家族と霊園のスタッフの方2名で行われました。

納骨式の服装

家族全員喪服で行きました。霊園の方にきいたところ、納骨式には親族は喪服を着るのが一般的とのことです。お墓詣りのときに、納骨式を行っている家族を何回か見ましたが、皆さん喪服を着ていました。

ただ、我が家の納骨式の日は外気温が低く、雨も降っていたので、コートを着用したまま納骨式に参加したので、納骨式で喪服姿を見せることはありませんでした。

なので、結果的には喪服をきていなくてもわからなかったことになりますが、やはり儀式なので見える見えないにかかわらず正装で行くのが正解だと思います。

納骨式に持っていくもの

納骨式の数日前に霊園の方から電話があり、持ってくるものを教えてくれました。わからないことがあれば、霊園スタッフの方にきけば教えてくれます。

霊園によって持ち物は異なると思いますが、我が家の購入した樹木葬での持ち物は以下となります。

  • 遺骨
  • 遺骨埋葬許可証
  • 霊園の契約書
  • お花
  • 線香
  • 埋葬料

お墓は自宅から電車で30分程のところにあるので、お墓まいりに行くときは電車を使いますが、納骨式の日は遺骨を運ぶため、タクシーを利用しました。

遺骨は箱に入れたまま大きな風呂敷で包み、さらに大きな袋に入れて運搬しました。

これが実際の写真です↓

お花は自宅近くの花屋で前日に購入して自宅から持っていきました。2対持ってきてくださいと言われたので、このようなものを用意しました。

納骨式の流れ

納骨式は11時スタートで予約しました。10時30分までに受付を済ませるよう言われていたので、10時20分頃に受付に行きました。

受付で納骨式の手続き(書類提出、埋葬料支払い)を行いました。10分位で終わりました。

樹木葬なので、スタッフの方が事前に穴を掘ったり、準備をしてくれていました。予定時刻よりも少し早くに準備ができたとのことで、開始となりました。

当日は雨がザーザー降っていたため、大きなパラソルが設置され、その下で行いました。樹木葬にもいろいろな埋葬方法があると思いますが、我が家で契約したところは、遺骨を袋に入れて、袋を穴に埋めるというスタイルでした。埋葬後、霊園のスタッフの方の指示に従って、お線香をあげて納骨式を終えました。

納骨式の所要時間は30分位でした。お坊さんを呼ぶと読経を唱えたりするのでもっと時間がかかるのだろうと思いますが、家族だけのこじんまりとした式だったので結構あっさり終わりました。

家族だけだったので、気を使うこともなく、落ち着いて納骨式を終えることができました。形式にとらわれずに家族だけでやってよかったと思います。

これはお墓参りのときに、別の方の納骨式後の様子です。丸くなって土が少し見えているところが、納骨したところです。

お昼前に終わったので、そのまま家に戻り、自宅で出前をとって昼食を食べました。

死後1年近くたち、ようやく納骨を終えたことで、一区切りがついたと実感しました。

納骨式にかかる費用

我が家の場合は家族だけのこじんまりとした納骨式だったので、それほど費用はかかりませんでした。かかったのは霊園に支払った埋葬料(約6万円)とお花代(6千円)くらいです。

お坊さんを呼んで行う場合には『お布施(5万円程度)』『お車代(1万円程度)』『御前料(1万円程度)』をお坊さんに渡します。

法要後に会食をする場合には1人5千円程度の会食費用もかかります。

49日後に納骨式を行う場合と、我が家のように49日からだいぶ日数が経ってから納骨だけを行う場合でスタイルや費用も異なってくると思います。

納骨は初めての方も多いので、わからないことは霊園の方にきけば教えてくれます。

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